地下鉄での失敗から

なんとかトラブルから脱することができ、ホッとして帰路につきました。
乗換えの駅で帰りの切符を買い直し、今度はまっすぐ最寄の駅へ。
自動改札を出ようとポケットから切符を出すと・・・。
「あれ？2枚切符がある？」
いろいろ考えて最悪の事態に気がつきました・・・。
さっき、自動改札を出られなかったのは、切符を入れなかったからです。
間違えて入れてしまったのは・・・。マンションの住民証でした・・・。
「やっちまったな」
マンションの住民証は、マンション棟の共同入口のカードキーで
敷地内に入る際にも管理人さんに見せなくちゃならないこともあります。
とりあえず、不動産屋へ電話して住民証の再発行をお願いしました。
マンションの入口では案の定管理人さんにつかまり、地下鉄の切符を
見せながら、身振り手振りで必死に説明。
カードキーの替わりの暗証番号を教えて頂き、ようやく部屋に帰ることができました。
言葉の通じない不便さの中、周りの人のやさしい対応に感謝の一日でした。


～中庭より～

地下鉄での失敗

上海に赴任して2日目のこと。
以前、出張で来たときに地下鉄の乗り方を教えてもらっていたので、
買い物に行くとき、早速乗ってみました。
上海の地下鉄の乗り方はまず、行き先までの料金の切符（カード）を買います。
乗るときは、自動改札の上部に付いているセンサーに切符をかざします。
降りるときは自動改札の挿入口に切符を差し込みます。
言葉がまだ話せない私にとっては、一言もしゃべらずに目的地に行ける
便利な交通機関です。
上海の地下鉄はどんどん路線も増えており、いろいろなルートで目的地まで行けます。
「ちょっと遠回りして行こうかな」なんて軽い気持ちで知らない駅で乗換えをしました。
しかし、ここの駅は目的の路線に乗換えるには一度改札を出ないと行けないようなつくりでした。
（本当はちゃんとした方法があるのかも・・・。）
中国語の案内板を適当に解釈した私は、同じ切符で一度出て、もう一度乗れると思い込んで
改札を出ることにしました。
ところが、（案の定？）切符を入れても自動改札は開きません。
入れた切符も出てきません。
「やっちまったな？」
どうすることもできず、とりあえず駅員のところへ・・・。
言葉も通じないので身振り手振りで状況を説明・・・。
当然、伝わらず、「とりあえず、お金を払えば出してくれるかも」と思い、財布から小銭を出してると
駅員さんがお金も取らず、出してくれました。
謝謝！！、なんとかなりましたが、この後とんでもないことへ・・・つづく。


～延安緑地より～